婚活で使える9つの心理学

婚活で今起きている自分の考え方や感じ方や状態を 心理学的若しくは体系的に理解すると 現状を変えやすくなります。

私たちの結婚相談所 シーネット結婚相談所では、婚活に心理学的な要素も取り入れています。
下記にその一例を簡単にご紹介します。

効果
ある働きかけによって現われる目立った結果やききめ。

日本国語大辞典

シーネットの婚活の4段階

シーネットの法則とは、結婚相談所での初期の婚活の状況や状態を4段階で示す法則のことです。

シーネットの婚活法則

結婚相談所での婚活の初期の段階において、婚活者は下記の4段階の状況になります。

夢見がち期 マッチングできない理想のお相手を求めている時期

悟り期 マッチングできない理想のお相手を求めていることを自覚する時期

婚活期 マッチング出来る相性の良いお相手を求めている時期

成熟期 マッチングして、 お相手との相性の確認をしている時期

私たちの結婚相談所に入会された方の多くは、婚活期から婚活をスタートされています。

婚活期から婚活をスタートされる方は、当然婚活期間が3~5ヶ月間と短かくなります。
夢見がち期から婚活をスタートすると婚活期間が約1年間と長くなる傾向があります。

もし夢見がち期から婚活をスタートしても、真剣に婚活をしていると、多くの方はご自身で夢見がち期から悟り期へ移行されます。
夢見がち期から悟り期に移行するには、今 自分が夢見がち期にいると自覚することが重要です。

私たちの結婚相談所で成婚退会された方全員、お相手と恋愛して成婚退会されています。

ダニング=クルーガー効果

ダニング=クルーガー効果とは、能力の低い人ほど自分が優れていると錯覚し、自分を過大評価してまいがちのことです。

良く例えられているのが、新入社員でまだ仕事の実績もないのに、やたらと自信満々な態度をとる人が、ダニング=クルーガー効果 です。 ある程度仕事を経験すると、仕事と自分の力量が自分でわかってきます。  能力の低い人ほど、自分で自分の能力が分からず 自分を過大評価してまう傾向があるらしいです。


ダニング=クルーガー効果を、結婚相談所の婚活にあてはまてみると、恋愛経験が少ない人は、自分の頭でイメージした理想の異性を求め、マッチングし難い傾向があります。

いわゆる、自分でイメージしたお姫様や王子様を求めがちです。

もしかしたら、ダニング=クルーガー効果にあてはめると、恋愛経験が少ない人=恋愛の経験値が低い人に置き換えれるのかもしれません。


恋愛経験がある人は、恋愛から自分と釣り合うタイプの人、自分と相性の良いタイプの人を理解しているので比較的マッチングしやすい傾向があります。

また多くの人は、婚活を積極的にすることで婚活を通して異性と多く接するので、恋愛の経験値が上がってきます。

順調にいっていない婚活の場合、『今の自分の恋愛経験値』を上げるためには、適切に、積極的に、能動的に活動することが、とても重要です。

選択肢過多効果=オーバーロード現象

選択肢過多効果=オーバーロード現象とは、例えば、買い物の時に買う商品の選択肢が多いと購入が困難なだけでなく、買った後の満足度も低くなる現象の事です。

選択肢過多効果=オーバーロード現象とは、結婚においても、似たような研究結果があるとか。


やたらめったら数をこなす婚活ではなく、期限や人数を絞った中でお相手を決め、真摯にお相手と向き合った婚活をお勧めします。

ゲイン・ロス効果

ゲイン・ロス効果とは、相手に与える印象で、プラスの印象とマイナスの印象の幅が大きいほど相手に与える心理的影響が大きくなる現象のことです。

ゲインとは獲得。要するにプラスです。

ロスは損失。要するにマイナスです。


婚活で、敢えて最初にお相手にマイナスの嫌な印象を与えて、その後に好印象を与えて好意を持ってもらうのは、あまりに高等技術が必要でリスキーですよね。

もしも意図せずにお相手にマイナスの印象を与えてしまったら、徐々にでも良いのでお相手に好印象を続けたら、最初から好印象のライバルよりも結果的に自分の方が、ゲイン・ロス効果によって好印象になる可能性が高い と思って頑張りましょう。

初頭効果(プライマシー効果)

初頭効果(プライマシー効果)とは、最初に相手に与えた印象が、後々のあなたの評価や印象に影響するという心理効果です。

要するに、第一印象は大事ということです。


婚活だと、お見合いで最初に会った時の第一印象がとても大事です。

例えば、お見合いで最初に会った時に素敵な笑顔で会うと、その後もお相手には、あなたが素敵な笑顔の人と言う印象が残りやすいというのが初頭効果(プライマシー効果)です。

お見合いやデートで会った時の印象はとても大事です。

お見合いの最中やデートでの会話などは、お相手との会話の流れもありますし、時間も長いのでなかなかイメージ通りに進めるのは難しいかもしれません。

でも、お見合いやデートの待ち合わせでお相手にお会いした最初の時なら、準備していた自分を出し易いんじゃないでしょうか?

お見合いの最初の挨拶で、明るく ハキハキと 姿勢良く 素敵な笑顔で「○○さんですか? ○○です。今日はよろしくお願いします。」と言うのは事前の準備でできますよね。

この第一印象の効果がとても高いと、心理学の研究で 初頭効果(プライマシー効果) として言われています。

親近効果

親近効果とは、上記でご紹介した 初頭効果(プライマシー効果)とは 逆に、最後にお相手に与えた印象がお相手の記憶に残りやすいという効果です。

すなわち、『帰り際が効果的』と言うことです。


お見合いの帰り際に、プライマシー効果(第一印象)の様に  明るく ハキハキと 姿勢良く 素敵な笑顔で 『今日は楽しかったです。ありがとうございました。』と言うのが効果的です。

フレーミング効果

フレーミング効果とは、同じことでも言い方によって相手に与える印象が変わる効果のことです。

結婚したカップルの内、3組に1組の割合で離婚している。この事を以下の2種類で伝えてみます。

  1. 結婚した3組に2組のカップルが今も結婚生活を送られています。
  2. 結婚した3組に1組のカップルが既に離婚しています。

どうでしょうか? 同じ出来事を伝えているのですが印象が変わりますよね。

何かを決めようとしているときに、同じことを説明されているのに説明の言い方によって、決断の結果に影響がありそうですよね。



「愛してる」

「愛してない事はない」

適切な例かわかりませんが、そこは「愛してる」でいいんじゃない。


言葉は、相手に気持ちを伝えるとても有効な手段です。

相手に気持ちが伝わる言葉選びを大切にして下さい。

バイヤーズリモース

バイヤーズリモースとは、何か大きな買い物をした後に、本当に買って良かったのかなと不安になる心理状態のことです。

買い物だけじゃなくて、大きな決断をした時もなりがちです。

例えば、転職とか別れを切り出した後とか、「本当にこれで良かったのかな?」と言う気持ちになることがあります。

もちろん、最高にすがすがしい気持ちになることもあるけど。。。(笑)


婚活で自分の決断したことで不安になったらすることは2つです。

  1. 『この不安感は、バイヤースリモースだ』と自分の不安な心理状態の原因を理解すること。
  2.  結婚相談所の婚活カウンセラー(仲人)や第3者に、『大丈夫!』と背中を押してもらうこと。

ザイオンス効果(単純接触効果)

ザイオンス効果(単純接触効果)とは、何回も接触しているとその人に好印象を抱きやすくなる心理効果のことです。

何回も会ったり、電話したり、Lineなどで簡単なあいさつ程度でも繰り返していると、その相手に情が湧き好意を持ちやすくなるという心理的効果のことです。

婚活で交際に進んだ相手とは、少なくとも1日1回は連絡を取り合いましょうと言われるのは、この心理効果も期待してのことです。


もし、お相手との単純な接触ですら苦痛でしょうがない場合は、そのお相手とは相性が悪く、縁がなかったお相手です。

縁がなかったお相手とわかって良かったです。
他の方との縁を結ぶ活動をお勧めします。

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